あなたもアダルトチルドレンかも?5つのタイプを紹介

こんにちは。

根っこcareセラピーのAYUMIです。

以前のブログで
「イライラ衝突親子と、穏やか親子の違いとは?」
という内容を書かせていただきましたが
正直
私が子どものころ過ごしてきたのは
まさにイライラの多い家庭でした。

母親が仕事から帰ってくると
ずっとイライラ…イライラ…
子どもの私はなるべく怒らせないように
顔色を伺いながら過ごしてきました。

自分の価値観が絶対!で
「ダメなものはダメ!」等
聞く耳を持たない母親だったので
あまり話や意見を聞いてもらえた記憶がなく
「どうせ私の話は聞いてもらえない」と思って生きてきた節があります。
(詳しくは私のプロフィールを見てみてください)

子どもの頃って
自分の家庭が普通だと思っているので
それに順応して生きていますが

大人になってからも
家庭で作られた価値観やセルフイメージが
こびりついて
自分自身を傷つける思考になったり
人間関係がうまく構築できなかったりします。

このように
満足な子ども時代を過ごすことができなかった人が
大人になってから様々な面で不調をきたすことを
アダルトチルドレン」といいます。

『機能不全家族―「親」になりきれない親たち』の著書で
米国在住のサイコセラピスである西尾 和美さんは
日本の家族の80%が機能不全
と述べられているほど…
実は円満な家庭の方が少ないかもしれません。

あなたも心当たりはありませんか?

今回は
5つのアダルトチルドレンタイプ
を紹介します。
あなたの家庭はどうだったのか?
この機会に一度
振り返る時間にしてみてください。

【5つのアダルトチルドレンタイプ】

①「ヒーロー(英雄)」タイプ

こんな傾向ありませんか? ✅周りの評価を得ようと頑張りすぎてしまう
✅息抜きや休むこと、楽しむことが苦手
✅ミスや失敗を極端に恐れる
✅自分のパートナーや子どもに対しても完璧を求める息抜きや休むこと、楽しむことが苦手

当てはまる方は、子どもの頃
・優等生だったり、優越感があった
・自分が家族を助ける必要があった
・失敗は許されない環境で育った

というタイプではなかったですか?
これはヒーロータイプのアダルトチルドレンと言われています。

子どもの頃から常に周囲から期待され
できることが当たり前と思われていたものの
受験や就職活動など、何かの失敗や挫折の経験で
人一倍大きな挫折感を感じてしまうと
自己肯定感が大きく下がり
生き辛くなってしまいます。

一方で、大きな失敗がないまま大人になった場合も
部下やパートナー、自分の子どもに対して
失敗を許せず価値観を強要してまい
関係性が崩れてしまう可能性があります。

②「スケープゴート(生贄)」タイプ

こんな傾向ありませんか? ✅いじめられたり、ワルモノになることが多い
✅無意識に自分は「いてはいけない存在」と思うことがある
✅最終的に自分は「捨てられる」「嫌われる」と心のどこかで思っている
✅自分が悪くなくても謝った方が早いと思い、すぐ謝ってしまう。
✅自分が納得して行動するより、「誰かに命令されて仕方なく」する行動が多い

このスケープゴートタイプは
子どもの頃にネグレクトのような家庭環境で育ち
自分が病気になった時にだけ両親が優しくしてくれた
という体験をしていたり

両親が不仲だったり、経済的に困窮していたりと家庭に問題があったが
自らが家庭の問題となることで、家族の崩壊を防いでいた
というような経験があるタイプ。

そういった家庭環境で育ってきたので
自分の存在意義がわからず
自暴自棄になって薬物中毒になったり
リストカットなどの自傷行為に走ったりと
自分を傷つけることで、自分が生きていることを確認することも。

大人になっても
「どうせ愛してもらえない」
「どうせ受け入れてもらえない」
「どうせ見捨てられる」

と人を信じることが難しく
孤独感の強い人生を送ることが多いのです。

③「ロスト・ワン(いない子)」タイプ

こんな傾向ありませんか? ✅人前で話すことや自分の意見を主張するのが苦手
✅消えたい・存在を隠したいと考えることある
✅自分のことを気にされるとなぜか鬱陶しさを感じる
✅人と関わることが苦手で、放っておいて欲しいと思う

そして子どもの頃に
親の気まぐれで放っておかれたり逆に過干渉にされたりした
親や兄妹の意見が強く、口ごたえができない環境
にいた
というタイプは「ロスト・ワン」タイプ

自分の我儘を減らすことによって家族の負担を減らし
機能不全家族を支えようとしてきたので
社会に出ても「私の意見はどうせ聞いてもらえない」という想いが強く
自己主張ができません。

逆に自分のことを気にしてくれる人がいても
鬱陶しさを感じて深い付き合いができず
人間関係の構築が難しくなります。

④「プラケーター(慰め役)」タイプ

こんな傾向ありませんか? ✅人依存的な相手と付き合うことが多い
✅感謝されることにとても喜びを感じる
✅余計なお世話だとわかっていても、ついつい世話を焼いてしまう
✅頼まれたら断れない
✅相手の気持ちに気づけないと過度に自分責めをする

子どもの頃
疲れている家族を慰めていて
親と子の役割が入れ替わっている機能不全家族で育ったタイプです。

大人になると
とても気遣いができるタイプで
問題がないように見えますが
誰かの役に立っていないと自分の価値がない
と思い込んでおり
誰かの世話をしていない気が済まないので
依存症の人と共依存になりやすいのです。

⑤クラン(道化師、ピエロ)

こんな傾向ありませんか? ✅笑顔でいることが多く、「いい人」と言われることが多い
✅友達も多いものの、本当に心が許せる人は少ない
✅辛い時でもは悟られないように振る舞う
✅誰かが怒っていたりする深刻な状況になると空気を変えたくて茶化したくなる

そして子どもの頃
夫婦喧嘩など、トラブルが多い家庭に育ち
自分がわざとふざけて見せたりすることで
争いが収まった体験をしたタイプ
です。

それゆえ
大人になっても空気が悪くなりそうだと察すると
おどけて状況を変えようとしたくなってしまいます。

自分の感情を隠して生きてきたので
辛い時に辛いと言えなかったり
周りに助けを求められず
限界がきてうつ病の診断を受けたりと
無理を重ねてしまうタイプ
です。

どうでしたか?
あなたもどれかに当てはまっていたでしょうか?

こういったアダルトチルドレンの傾向が強いと
知らず知らずのうちに
人よりも強く自分にストレスをかけて
人生を送ることになり
悪循環を作りやすくなります。

根っこcareセラピーでは
過去の自分と向き合うイメージセラピー等を通して
悪循環な思考から、善循環へと変える

お手伝いをしています。

また
栄養と合わせてメンタルケアをしていきますが
実はアダルトチルドレンの傾向があると
栄養も効きにくくなってしまうのです!

なぜ栄養が効きにくくなってしまうのか?
それについては
次回のブログで書かせていただきますね!

今まさに
生きづらさを感じている方へ
自分の悪循環な思考に気付き
ストレスの対処法を知りたくはありませんか?

根っこcareセラピーでは
心の好循環を作る方法をお伝えしています。

ご興味があれば是非一度お試しカウンセリングへ♪